
祝・三宅島上陸!!!
巻頭はキヨーノのメジナ!
今回初めて「大型船」→「三宅島」→「大型船」という航路で遠征しました。
その結果、なんと釣行時間が6/21午前5:00~6/22午後13:00までという
延べ30時間というロング釣行となりました!
それでは物語の始まりです。
参加メンバーは以下の通り
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名人
キヨーノ
ヨシミン(日帰り)
武士
フミ(赤煙突期待の若手!)
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名人
「さるびあ丸はいいね~」
「なんか夜から行くって雰囲気あっていいな!」
「やっぱ大型船いいで~」

そう言いながら超大盛りの牛丼を、ガリ特盛りでかっ込む名人。
メタボロードへ一直線!
武士
「夜いいね~」
「なんか盛り上がっちゃうね!」
フミ
「いいっすね!」
「俺も新島以来ですよ~」

ヨシミン
「俺も今日は日帰りだけど、気合が入ってますよ」
フミ
「でも風が強いですね~」
「これって大丈夫なんですかね~」
キヨーノ
「そうだね、このままだとキビシィね~」
武士
「いや、いや、今は向かい風の中へ突進しているから
風が強く感じるだけで、向こうに着いたら大丈夫でしょ!」

一同、夜出発に胸躍らせながら、なかなか就寝できないまま。
仮眠。
気づくと船内の明かりが点灯し、三宅島が近づいて来ました。
船外に出ようとすると、強風の為にドアが開かない。。。
名人
「おい、風が強いな~」
キヨーノ
「さっき外に出たらしぶきを浴びたよ!」
「水温は暖かかったけどね。。。」
「でも風は強いよ!」

武士
「波は大したことないね」
「ぜんぜん釣りは出来るんじゃない?」
ヨシミン
「日帰りなんで、釣り出来ないと困りますよ!」
三宅島・三池港へ接岸。
湾内は静か。
そして心配だった雨もなんとかもっている状態。
でも予報を見ると、前線の真下に居る事に・・・
いつ雨が降ってもいい感じ・・・


特に二日目の予報が最悪で、朝から「雨のち曇り」降水確率60~80%
雨は避けられない予報です。
名人
「雨降ったらそのときよ!」
「準備はしてあるでしょ!」
武士
「俺のせいじゃないよ」
「今回はキヨーノの期待が大きすぎたせいだよ」
フミ
「ま~、ま~、今のところ雨が無いから
釣りしましょうよ!」
そんな訳でとりあえず日帰りのヨシミンの事を考えて
帰りも三池港に船が入ってくるので、
到着した三池港で釣りをする事にしました。
名人
「ナベちゃんの話だと、三池は工事中だから
釣りは出来そうに無いっていう話だったけど、」
「どうなんやろうかな~」

確かに先端は工事中のようで「立ち入り禁止」のロープが張ってある。
それでも先端に1人釣り人を確認。
フミ
「先端に1人居ますよ!」

確かに!
よく見ると先端に1人。
ルアーをやってる人がいる。
武士
「いちおう立ち入り禁止と書いてあるぜ!」

名人
「地元の人はいいんじゃない?」
「それより、ここは堤防と言っても
ほとんど磯と変わらんで~」

「あそこ!なんか魚付いてそうやで~!」
「この風だと向かいだから、今日は厳しいけど・・・」
キヨーノ
「そうだね、この風だと反対側じゃないと無理だね。」
「それにしても嫌な雲だな!」

いつ降り出してもおかしくない状況。
とりあえず、ここで釣りを開始しようと思い。
それぞれが荷解きをしていたら、先端の釣り人が声を掛けてきました。
釣り人
「ここは工事の運搬車の通り道になるから、荷物はもっと脇に寄せて!!!」
「そうじゃないと、工事の人に怒鳴られて釣り出来なくなるよ!」
「オイラも一応地元だから、注意しておかないと明日から釣り出来なくなって困るからさ~」
キヨーノ
「そうですか!分かりました。」
「ここだったら大丈夫ですか?」
釣り人
「そうだね、出来れば必要ない物は灯台周りに置いて、
必要最低限の道具だけ端に寄せてくれるといいね!」
キヨーノ
「了解しました」
「ところで、ここで釣りしてもいいんですか?」
釣り人
「そうね~、まー地元の人以外はあまりやらない」
「だって今工事してるから、いろいろとあるからね~」
「まぁ~でも注意してくれれば釣り出来なくもないから」
キヨーノ
「わかりました!」
「なるべく気をつけますよ!」
という訳で荷物を端に寄せれば何とか釣りが出来るらしぃ。
そしてここではシマアジやメジマグロの実績がるらしぃ!!!
地元の人は昼間にトビウオを釣りに来て晩御飯を調達しているらしぃ!!
という事は工事は入っているものの、なかなか侮れない堤防という事になる!!!
名人
「こりぁ、チャンスあるで~」
「聞いたかヨシミン」
「メジも出るって言ってたで!」
「シマアジも熱いって!!!」
ヨシミン
「そうですね~」
「オイラも仕掛けを組みますよ!」
自分達の思い思いの位置に場所を決めて
仕掛けを組みます。

そして恒例の実釣開始のムービー撮影
全員
「はい、どーも!」
「われわれオヤジ会はついに三宅島へやって来ました!」
「俺はドレットヘア~やで!!!」
ウキ師から仕入れたウキをエクステンションして登場した名人。
後で頭から取れない!!!毛が抜ける・・・
と騒いでいました。

釣りを開始して間もなく。
突然の雨。
それも激しく雨。
名人
「もうから雨かっ!!!」
「まだ6:00やで!!」
キヨーノ
「今から雨だと、相当キツィ」
一瞬の内に雨模様。

あたり一面雨。
急いで雨具に着替える一同。
それぞれが雨具持参。
名人は本気の雨合羽。
キヨーノ&ヨシミンはワークマン購入の雨具。
武士は昔は一流品だったであろう旧型の雨具。
フミは簡易雨具。
名人がレベル10で全く濡れないとすると、
ワークマン仕様はレベル6。
時間が経過するに従って染みてくる。。。
武士とフミはレベル2。
一時間も雨に打たれれば、もうパンツまでグッちょり濡れる。。。
フミは若いから
「全然気になりませんよ!」
「シャワーに入っていると思えば」
「暖かいし、気持ちいいです」
武士
「この雨具」
「ダメ・・・」
「パンツまで濡れてる・・・」
激しい雨の中、ファーストヒットはヨシミン!
ヨシミン
「魚です!」
「ウキが入りました!」
名人
「あんた最近、ウキ見てるね~」
「サカナは何かな?」
ヨシミン
「無かった事にして貰えませんか???」
名人
「あれっ、アレレ!それはどうなの?」
釣り上げた魚はチョウチョウウオ・・・

思わず苦笑いのヨシミン
「写真取ります?」
「なんかカッコ悪いな~・・・」
続いてフミ
フミ
「さかな!!!」
「アタリです!」
名人
「おぉー!慎重に上げろよ」
「オマエの仕掛けは絶対切れないからな!」
底物師、フミ!
彼はブッコミ専門です。
カゴ釣りは性に合わないと気づいた彼は
豪快はブッコミ釣りに目覚め!
今では立派なナマダ師。
ナマダ釣りには抜群の自身を持ってる頼もしい男。
最悪荷物に困ったらナマダを持って帰ろう!!!
そういう事にならない様祈って・・・

上げた魚はナマダじゃない!?
武士
「おぉーなんだその魚は!」
名人
「ハタやな!」
「アカハタやないか!」
「煮付け最高やで!」
フミ
「やったー!」
「幸先いいっす」
「さすがは三宅島」
アカハタを釣ってテンションが上がってきたオヤジ達。
続いて名人
「魚!!」
「う~ん、いいねこの引き!」
「島はこれだから止められない」
キヨーノ
「おっと!魚ですか!」
「何が付いてるのかな?」
名人
「走るな~、シマアジかっ!」
「まさか?」
「なんやろうか?」
武士
「サバじゃないの?」
ヨシミン
「タモ入れますか?」
名人
「いやいや、そんなタモは要らない」
カツオやっ!

ソーダカツオやっ!!!
フミ
「もう夏なんですな~」
「カツオ美味そうっすね~」
まん丸に太ったヒラソーダをキャッチ!
名人
「やっぱ型がぜんぜん違うな!」
「ふた回りデカィで!」
キヨーノ
「俺も魚!!!」
「なんだ!?」
「海の上を飛んでるぞ!」
ヨシミン
「飛ぶ魚ですね!」
名人
「こっちもトビ来たで~」
「トビの時間がやってきたで~」

2人でトビウオ記念撮影。
またまたキヨーノが魚!
「サカナ!!!」
「何だろう?」
「走るな~」
名人
「シマアジか?」
武士
「サンノジでしょ」
名人
「いや、シマアジだろ?」
「縞にみえるぞ!」
武士
「いや違うな~」
キヨーノ
「なんだ、サバか?」
上がったサカナはムロアジ

水温が高い証拠です。
それでも雨はどんどん激しさを増す。
レンタカーは一日分だから、まだ借りれない。
午後にならないとレンタカーは借りない。
そうなると雨は避けられない。
降られるだけ降られ、どうにも雨が嫌で灯台下へ避難するキヨーノ。
キヨーノ
「この雨の中、これ以上は無理」
「この先が思いやられる・・・」
「まだオイラは体を冷やしたくない・・・」
他のメンバーは粘る。
まだ頑張る時間じゃねーべ!
名人
「はぁー、風も強くなって来たで!!!」
「ちょっとオイラも避難やな!」
「この状況はキツィ」
ヨシミンは珍しく釣りをしている。
それは日帰り、半ドン、ハンドンゴンだから!!!
ミヤケガスキダカラ!!!
というオヤジギャグを言いながら粘るヨシミン。
奥のほうでまた声が!
フミ
「なんだこりぁ~」
「ヘビだ~!!!」

武士
「ヘビって・・・」
「ナマダの間違いだろ!」
名人
「そうだよ、ナマダだろ」
「えっ、ヘビやな!」
「これウミヘビや!」
「お前も珍しいもの釣ったな~」
フミ
「キヨちゃん記念撮影いいっすか!?」
キヨーノ
「おぉーいいで!」
激しい雨のなか、おやじ達の心が折れかけてます。。。