
夜用ムービーを撮り終えていよいよナイツに突入する!
そして赤煙突はナイツに進化できるのか!?
あれっ夕マズメは?
どうなったの?
残念ながらこれといったドラマがありませんでした。。。
名人はガックリ。。。
名人
「俺このままナイツに行ったらアブナイな~
デスりそうや~
絶対デスる自信あるで~」
キヨーノ
「そうだね、今日の名人は放心状態、
抜け殻のような感じやで!
もっと気合入れてくれないと困るよ!
ここはジョーなんだから!」
名人
「分かっているんやで~
でも力が入らんのよ~
集中出来んのよ~」
名人とキヨーノが二人並んで釣りをしている。
少し離れた場所で武士が夜の仕掛けを組んでいる。
武士
「なんか重要な忘れ物をしている気がする・・・」

キヨーノ
「武士、どうしたの?
何を忘れた?」
武士
「んっ、う~ん。
夜用のウキのね。
部品が見当たらないの・・・」
キヨーノ
「それっヤバいじゃん
ナイツに進化出来ないじゃん!?」
武士
「んっ、う~ん
アブナイツかもね・・・」
道具箱をひっくり返したりして散々探した挙句。
その部品とやらはあらかじめ夜に備えて外に出していた!
最初から外に出して準備していたのに
気づかなかっただけの武士。
武士
「あっ!あるじゃん
ここに用意してあるじゃん!?
あぁー良かった!!!」
夜が急速に進む。
あっという間に周りが暗闇に包まれた。
前回のジョーナイツはサバ、サバ、サバ、のオンパレード!
その隙間にホウセキキントキがポツリ、ポツリと釣れただけ。
さぁー昼間にまったくパッとしなかった名人が動き出す。
名人
「今日は早いトコ勝負を決めておかんと
俺の体力が持たない・・・」
そういって沖に向かって仕掛けを流す。
小さい当たりをキャッチしたご様子。
名人
「これ当たりやろー
誘い合わせ!?
俺の特技!?
見たかえ~キヨちゃん
俺は抜け殻だけど体が反応するのよ!」
キヨーノ
「ムービー回せばいいんでしょ」
名人
「いや、ムービーは必要ない
いや撮らないで・・・
だってこれはアマジオ君だから・・・」

ナイツに入って一発目。
釣ってはいけない雑魚。
アマジオ君を釣り上げて思わず苦笑いの名人。
名人
「マズいな~
もうからこれかえ~
ナイツ一発目でこれかえー!?」
キヨーノ
「もっと夢のある魚にしてよ!
こっちはカメラ回してるんだから」
名人
「まいったな~
先が思いやられるで~
オエッー。オエッー」
相変わらず嗚咽が止まらない名人
暫くすると予想通りのサカナが釣れだした。。。
名人
「はい、サカナ~」
隣で見ていたキヨーノはウキが下に突っ込んだのを見て
「これはサバじゃない?違うサカナじゃないか?」
名人
「俺もそう思うでーだったブルブルしてないでー」
ジョーで竿を叩けばウスバ、ブルブル言ったらサバ、
スーッと手前まで来て突っ込むのがエース。
もう大体この3パターンを覚えておけば大丈夫。
ってもっと違うサカナの引きを味わいたいな~
でもブル中野が来なかったと言うことは
ナイツにエースが喰ってきた?
名人
「ブル中野じゃねーぞ!
エースじゃねーか?」
キヨーノ
「ムービー回してるよ!」
名人
「あっ!!!あっー光った・・・
ブルった・・・」
もうお分かりでしょう。
そうです。
サバが釣れました。

武士
「おぉーサバの時間が来たね~
俺は密かにサバを待ってたんだよ~
今日はサバを沢山釣ってしめさばを食べたいんだよ~」
意外な反応を示した武士。
よっぽどサカナの当たりに飢えていたんでしょう。
サバを真剣に釣り出した。
キヨーノもサバが釣れたんだったら、
サバを釣ってやろうじゃないか!?って事で
武士に負けじとサバを釣り上げていく。
もはや海にはサバしかいない。
どこに投げてもサバ。
タナを変えてもサバ。
サバの女王
サバ地獄。。。
時刻は11:30
かなり疲れた。

名人は既にデスってる。
地面に横たわり星空を見上げている。
「オエッーっ。エッー」
時より遠くで嗚咽の声が聞こえる。
心配そうに武士が様子を伺う。
武士
「名人、大丈夫?
相当マイッてるようだけど・・・」
名人
「武士、おれヤバイ・・・
今日はぜんぜん身が入らん・・・」
武士
「来る前から既にデスってたのもんね
あんま無理しなくていいよ!
だって俺が巻頭取りたいから!!!
そして俺は今日はずっとイガちゃん特製のウキと
カストルの組み合わせで釣ってるから!
このまま朝もカストル押しで行くよ~」
名人
「マジか~
武士が巻頭か~
初巻頭かっ!
カストル使って、イガウキ使って巻頭取ったら
それもドラマやけど、そう思い通りには行かせんよ~
今のところキヨーノのエースが巻頭候補だろ」
武士
「あのサイズだったら朝に釣れるんでしょ!」
名人
「あれっ!よくご存知で!?
そうですよ!朝マズメに朝凪の瞬間があって
その潮でパパッとエースを3枚くらい釣る自信はあるで
もやはその時間しか狙ってないよ」
そういってまた夜空を眺めだした名人
その間、キヨーノはサバをコツコツ釣っていた。
地面に叩かせないようにハリスを慎重に巻き上げて
サバを丁寧に一本一本解体してクーラーにしまう。
キヨーノ
「サバしか喰わないんだったら
とことんサバを釣って群れを無くしてしまえ!?」
そんな気持ちでサバを釣り、釣り、釣ったが・・・
非常に疲れた・・・
疲れた・・・
キヨーノも名人が休憩している風裏に待機。
キヨーノ
「名人、今日は星空がキレイやな~」
名人
「そうなんや!武士と一緒に来てこの夜空は珍しいで~
ところで何か釣れたかえ~」
キヨーノ
「サバ、サバ、サバですよ・・・」
名人
「ふぁーサバじゃなー」
夜ジョーに魅了を感じなくなって来た2人。
休憩にも身が入ってきた。
と思ったら遠くで「サカナ~っ!」の大声が聞こえた。
キヨーノ
「さなか~!?
サバでしょ!」
武士
「違う、なんか違う
サバじゃない。
イサキっぽい」
キヨーノ
「ここにザキは居ないよ」
上がったサカナはホウセキキントキ
名人
「おぉー結構デカイやん」
キヨーノ
「デカイねー」
武士
「これが噂のキントキ君ですか?
まぁまぁいいサイズだよね」
キヨーノ
「武士、臭い嗅いでみて!」
武士
「えっ臭い?
臭いの?」
キヨーノ
「いいから嗅いでみて!」
ホウセキキントキの魚体に鼻を近づける。
武士
「んっ、臭っ!
臭いね~!!!
でも煮付けでウマかったんでしょ!」
キヨーノ
「そうなんですよ、美味かったですよ!
でも臭いでしょ!
名人も嗅いでみてよ!」
名人
「うっ、ほんとやっ!臭っ!!!
鯉みたいな独特な臭いがするで・・・」
武士
「まぁーでも、ナイツでやってもいいですか!?
いいんですか!?」
キヨーノ
「いいよ!やっちゃいなよ!
やっちゃえばいいじゃん」
武士
「ではお言葉に甘えて!
ミッション完了です!!!」
武士
「このタックル組み合わせいいよ!
軽いし当たり直感だしPE使えるし!
やっぱ俺にはこの仕掛けが合うんだな~」
カゴ:カストル3号
ウキ:イガウキ(カストル専用)

いいサイズのキントキを見せられて、
またちょっと戦列に加わった名人
名人
「あれっ、違うの?
なんか今コツっと手元に来たんやけど・・・
思い過ごしか?!
いや付いとるやろ、付いとるわ
ちっちぇーなー」
キヨーノ
「おっとミニキントキだね」
名人
「ミニキンかよ~
これじゃーな~」

その後も大半はサバ。
武士もミニキンを追加。

武士
「型が下がるってどういうこと?
やる気が無くなるな~」
時刻は1:00
このままやってもサバしか釣れない事が三人の脳裏をよぎる。
キヨーノ
「俺、ちょっと車で寝てくるよ!」
名人
「俺も行くでーここじゃ寒みーで!
武士、俺たち寝てくるけどどうする?」
武士
「俺も行くよ!」
3人でいったん車に避難。
2時間程、仮眠。
密室でキヨーノが爆音の屁をコイタ!
名人が飛び起きる!?
名人
「ふあぁー密室でオナラは無しやろー!」
そういい残し車を出て堤防へ向かった名人。
時計を見ると2:55。
キヨーノも後から車を降りる。
「武士、俺行くけどどうする?」
武士
「もうちょっと寝る・・・」
キヨーノ
「OKじゃカギ付けっぱなしだから宜しくね!」
名人の後を追ってキヨーノも釣り場に戻ってきた。
名人
「この時間からコマセを入れんと、朝マズメはだめなんや!」
キヨーノ
「たしかに!前回は夜通しコマセを入れて
朝にドラマがあったよね」
午前3:00

名人とキヨーノが餌まきを兼ねて仕掛けを投入。
すると遠くからヘッドライトを付けた人が先端に向かってきた!
キヨーノ
「おい、今日の武士はやる気だよ!
いつもだったら朝までデスってる筈だよ!」
名人
「あの人、マジで巻頭狙らっとるんやろか?
この時間で起きてきたらやる気やな~
珍しいな~」
30分遅れで武士も仕掛けを流す。
3人とも朝マズメのチャンスを伺う。
名人は仮眠を取って少し元気が出てきた様子。
さて朝にドラマがあるんでしょうか?
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