
今回の巻頭はこの人!
キヨーノ!!!
この憎たらしい顔は見たくない・・・
(by名人&シコちゃん)
久しぶりに巻頭を手に入れたキヨーノが
気分よくブログを書いております。
今年に入って仕事疲れが抜けない状態でのおやじ会が続き
思い通りの結果を残す事が出来なかった。
しかし今回は休養十分、睡眠十分、毒舌満載で他のおやじ達を
メッタ切りに切りまくって見事勝利を手に入れました!!!
それでは紆余曲折あった今回の物語を始めます。
名人
「おれが巻頭取ったから行先は俺が決めるよ!
なんか文句有りますか?
たしかそういう取り決めだったよね!!!
キヨちゃん、あんたが言いだしっぺだよ!」
キヨーノ
「はい、おっしゃり通りでございます。
でもね、この天気を見て!!!
予報の段階で普通は中止や延期ですよ。。。
僕らは自営業なんだから無理に強行しなくても。。。」

当初の予定では名人の希望は
今までまだ上陸した事のない島へ行きたい!!!
それは「神津島」か「式根島」と言う事になる。
レンタカーの情報も調べて航空写真も調べて
気合が入っていた。
参加メンバーは以下の通り
-------------------------------------
名人
キヨーノ
ヨシミン
シコちゃん
シコ嫁
-------------------------------------
おやじ会のフル面子が揃った今回の釣行。
名人は高らかに
「
神津島へ行こう!!!
いや行きたいんや~」
と釣行の一週間前にメンバーへ告知した。
キヨーノがネットを駆使して現地の情報を調べる。
皆が気分を高めていたら、ヨシミンから電話が入る。
ヨシミン
「あのーオイラ今回・・・」
キヨーノ
「あら切腹なの?
ヨシミン???
あなたを待っているファンも居るんだよ・・・」
ヨシミン
「いや、そうじゃなくて
行けるんです!!!
仕事の都合も付いて今回は行けるんです!!!
それで東海汽船を調べてたら、
なんと大型船の出航が限定的で
船が出て無い日が結構ありますよ!
知ってました???」
キヨーノ
「えっ!そうなの?
そういえば確かに毎年この時期は夏休み前に
船がドックに入って整備する時期だったか・・・」
ヨシミンから重大なアドバイスを貰って早速
東海汽船に問い合わせをすると、おやじ達が予定していた
週は神津行きの大型船が欠航している。
キヨーノ
「船が出ないじゃん・・・
まいったな~これは早速、巻頭の人に連絡しなければ
名人っ!
事件発生ですよ!」
名人
「なに~?船が出ない???
神津に行けんのかえ~
行けんのか・・・」
キヨーノ
「そうなんだよ、
なんか整備中とかで出航日が限定的なんだよね」
名人
「う~ん、そうか・・・
八丈方面はどうよ?
うん、あっそっちは毎日運航してるのね!
じゃー三宅に行こう!!!」
キヨーノ
「三宅島っすか!?」
名人
「そうです。三宅島です。
決めた、神津がダメなら三宅でエースを釣ろう!!!
皆にも伝えてくれー!!!」
と言う事で出発三日前に急遽、
三宅島に行くことが決まりました。
それぞれおやじ達に伝える。
シコちゃん
「三宅島!?
なんでー神津じゃないの?
気分は神津で用意してたよ・・
えっ、船がない?
あっいつものメンテナンスかっ
じゃーしゃーないか・・・
でも三宅島って金額的にどうなの?
おれあまりいい思いした事ないよ
それに嫁も居るから2人分の旅費がかかるんだけど・・・」
ヨシミン
「三宅島っすか・・・
まー自分は今回行けるだけでも御の字なので
場所は何処でもいいっすよ!」
行先は「神津島」→「三宅島」へ変更になった。
ここでまた
トラブル発生!!!三宅島のレンタカー情報を調べていたら、
以前2年前に三宅に行った時のコスモレンタカーへ連絡をしたら
「釣り用の車は用意してません。
日産レンタカーに聞いてみてください、うちはやってません」
だって・・・
「おい、おい、いつからそうなっちゃったの?!!?!」
仕方ないから日産レンタカーへ連絡するとここでも
「あの~うちは釣り用の車は前からやってません
コスモレンタカーがやってないなら尚更うちはやってません・・・
釣り宿の宿泊してそこの宿で車は借りてください。ガチャ・・・」
えっ、切られちゃったよ。。。
なんだよ三宅ーっ!
ナイツに進化したい赤煙突スタイルはNOってこと・・・!?
車がないんじゃ、まだこの時期厳しい。
シコ嫁も居るから車が無いと釣りにならない。。。
キヨーノ
「名人っ!!!
事件です!!!
三宅島は煙突スタイルNGっす・・・」
名人
「どうした?
キヨちゃん、意味が分からん
ちゃんと説明してくれんかえ~???」
キヨーノ
「三宅島に2件しか無いレンタカー屋に連絡したら
釣り用の車は用意していないって言われたよ!
釣りの車は宿に泊まって、その宿で借りてくれって・・・」
名人
「なに~!?
いつからそんな事になったんや~
宿に泊まらんとダメなんかえ~
俺たちに死ねとイッとるんかえ~
いや、俺とキヨーノとヨシミンは良いとしても
シコちゃん夫婦は間違いなく切腹やろー
いや、夫婦で心中しろって事やろー」
キヨーノ
「そうなんだよ・・・
宿に泊まれって、俺たちナイツがメインなのに
これじゃ三宅島は厳しいぜ!!!」
名人
「分かった、三宅島は諦めよう
俺たち赤煙突スタイルから三宅島は排除しよう。
もっとリッチになったらいつかとことん行こうじゃないの!
それまで三宅島は封印やっ!!!」
キヨーノ
「となると、あと行先はどうするの?」
名人
「う~ん、なんか今回はいろいろ悶着あるな~
スムーズに行かせてくれんな~
それじゃーもうこうなったらジョーしかいないでしょ!
俺たちを温かく迎えてくれる八丈島へ行くしかないでしょ!
人も海も自然も全て優しい八丈島へ!!!決定!
今回はジョー!!!」
キヨーノ
「そうなるよねー
もう残された島はジョーしかない
わかった、みんなに伝えるよ」
ここで気象庁発表の天気予報

大島、八丈島、伊豆半島
波3メートルから4メートル(ウネリあり)
おい、おい、天気も荒れてきたぞ!!!
それでもキヨーノは念のため八丈島の
「モービルレンタカー」へ連絡を入れた!!!
キヨーノ
「あの~明後日の朝に船でジョーへ行こうと思ってるんですが
レンタカーの予約できますか?」
モービル八丈島
「はい、えっいつ?明後日?
あのーお客さん!天気予報見ました?
西から強烈な低気圧入ってるでしょ釣りの人だよね・・・」
キヨーノ
「はい、いちおう天気予報見ました。
結構荒れる予報なのは一応確認しました」
モービル八丈島
「だったら今回は止めた方がいいよ!
風は15メートルから吹くし、波は高いし
天気は大荒れだよ!
まー地元は好きな連中だったら釣りしない事も無いけど
わざわざこんな最悪の時に来ても楽しくないよ!」
キヨーノ
「はい、そうなんすけど。。。
俺もそうしたいんすけど。。。
気合の入っている仲間が居るんで
一応予約できませんか?」
モービル八丈島
「いいよ!じゃ一応予約しておくけど
良く考えた方がいいよ。じゃーよろしくね」
おぉー八丈の人はなんて優しいんだ!
天気の悪い時に来ても楽しめないから
日を選んで来なさいと言われた。
まさにその通りと思います。
これは早速、巻頭の気合十分の方と談じ込まねば。。。
キヨーノ
「名人~っ!!!
いまジョーのレンタカーの人としゃべったんだけど
天気予報見ましたか?って諌められたよ。
わざわざ天気の悪い時に来ないで、日を選んだらどうかって
島の人から来るのを止められたよ!!!」
名人
「えぇー!!!
ジョーからもそんな事言われた?
天気予報見たかって?
う~ん、相当荒れるな!!!」
キヨーノ
「そうだよ、
ここは勇気ある決断をお願いします!!!」
名人
「分かったよ!!!
分かった!!!
よく聞きなさいキヨの衆。
君が負のデータを持ってきて俺を惑わすけど
私はあなたの言動に、
だんだん腹が立って来ましたよ!
行先は「八丈島」変更なし!!!我々は全国みんなの期待を背負ってるんです。
ここで中途半端な事は出来ないんや!!!
行くと言ったら行くんです!!!」
キヨーノ
「・・・
やはり行くんだね・・・
了解、このことは2人だけの話にしておこう」
そうしてかなり紆余曲折して
いよいよ大型船の出航時間が近づいて来た。
ここまでは「神津島」→「三宅島」→「八丈島」
と三か所も行先変更を余儀なくされた、
こんな事は今まで一度も無かった展開。
なんかイヤ~な予感がする。
これは名人もキヨーノも感じていた。
予報どおり夕方から雨がシトシト降ってきた。
シコ夫婦が名人を迎えに行ってキヨーノと合流する。
そして最後にお台場で木更津から来るヨシミンとランデブーの予定。
時刻は8:30
船の出航時間は22:20
まだ時間はある。
待ち合わせのお台場に向かう道中で、
さらに事件発生!!!東海汽船の本日の出航状況を調べると、
なんと八丈島に「
条件付き出航」という最悪の表示が出ている。
「条件付き出航」とは行くだけ行ってみるけど
海の状況が悪ければ途中で引き返してくるけどいいです?
それでも行きたい人は乗って下さい。
というあまりにデンジャラスな条件なのです。
大島に条件付きだったら片道4時間くらいだから
往復しても精々8時間の乗船。
酒飲んで、飲んで、語って、疲れて寝たらなんとか凌げる時間。
でもジョーへ向かっての引き返りだと
片道10時間だから、往復20時間の船旅。
まさに一日中、船の上でそれもぐらんぐらんに揺れた船に
20時間も缶詰めされる獄門状態必死の状況となってしまう。
キヨーノ
「名人っ!!!
ジョーの条件はヤバイぜ!!!
これはマジでやばいっしょ!!!」
名人
「マジっか!?
ジョーに条件が付いた!?
まいったな~」
シコ嫁
「条件付きってどうゆうことなの?」
シコちゃん
「だから20時間揺られて帰って来ても
文句言わないでねって事よ
海が荒れてるから港へ着けないかもって事」
シコ嫁
「えーそれって最悪だね
揺れるしね」
シコちゃん
「あのねーあなたよく判ってないでよ!
軽く言うけどかなり大変だよ
名人、それでも行くんですか?」
キヨーノ
「名人ーっ!
ここは無理でしょ、条件はダメだよ
俺行きたくない!!!」
名人
「お前が決めるんじゃねー!!!
巻頭は俺なんや~!!!
外野は黙っとけ!!!」ご立腹の名人
行き場を失ったおやじ達。
ここへタイミング良くヨシミンから一本の電話が入る
ヨシミン
「あの~
事件発生です!!!」
キヨーノ
「なに?事件発生って何?
もう知ってるよ条件付きって事でしょ?」
ヨシミン
「えっ条件ってなんすか?
もしかして八丈島は条件ですか?」
キヨーノ
「あれっその話じゃないの?
どうしたの?」
ヨシミン
「いや~ちょっと言いにくいんですが
大事な忘れ物をしてしまって。。。
いまアクアラインをUターンしてるんですよ・・・」
名人
「ナニ?よしみちゃんどうしたんかえ~?
Uターンで間に合うんかえ~?
何を忘れたん?」
ヨシミン
「恥ずかしながら竿を忘れてしまいました!!!」
全員
「・・・」
名人
「えっー!!!
マジかえ~!?
アンタまでそんな無茶苦茶な事言うんかえ~
もうダメや~
これ以上、神様からのサインは無視でけん!!!わかった!
一応、待ち合わせ場所で待ってるから気を付けて戻って来てくれ・・・」
え~
ここで皆さんに報告します。
私は無理やりでも八丈島へ向かって
港に着けなくて引き返しても
バカ野郎振りを見て頂き
いいドラマが作れると思ったんですが
ここまでトラブルが続いたら私ももう限界です。
今日の八丈島行は切腹とします!
ジョー行は中止!!!
船はキャンセルします!!!
遂に折れた名人車内には安どの雰囲気が漂う。
そしてフロントガラスを叩く雨は強く、強く。。。
行先未定のまま、ヨシミンの到着を待つ。
この後、どうする?おやじ達
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