
釣り場で出会った赤煙突の同志。
もはや東海汽船エリアで悪い事は出来ないよ。
いつなんどき何処の場所で声を掛けられるか!?
今回も釣り人の数が極小の島。
利島にて
「あの~ブログやユーチューブ良く見てます!
赤煙突さんですよね~」
と声を掛けて頂きました。
なんとありがたい。
一目でわかる名人のレスラーのような風体
もはや同士のみなさん、この際ガンガン声を掛けてください。
我々はみなさんのお声掛けを待ち望んでおります。
と言う訳で久しぶりの釣行。
もうメンバーが揃うのを待ってられない。
釣りに行きたいんや~
名人
「もうガマンの限界
汁も出てるで~!!!
キヨーノどうなんかえ~実際」
キヨーノ
「今週末だったら行けるぜ!」
名人
「それじゃー強行で行こうえ~」
海の日の三連休ど真ん中に
行って来ました利島。
メンバーは名人&キヨーノのドタバタコンビ。
もはや2人に台本は要らない。
アうんの呼吸で全てが解決するこの2人。
竹芝に到着することを乗船の一時間前。

名人
「凄い人やな・・・」
キヨーノ
「いや~凄いね。
こんなに盛り上がっている東海汽船は初めてみた!」

いつもは俺たちの為だけに船を出してるんじゃないか?
と思える程の閑散として風景しか見た事ないおやじ達。
夏休みはここまで盛り上がるのか?
若者たちよ!島にはいったい何があるのか?
おやじ達には海しかナイツ。
そんな若人の熱い血潮を船内に感じながら
向かった先は「利島」

赤煙突用語では通用「トシコ」
この島に行ければ釣れる事間違いない。
夏のトシ子はアブナイツ。
そんな期待を込めて上陸しました。っが、、、

名人のこの表情が今回の釣行すべてを物語っております。
と言うのも。
利島には新旧二つの北側に伸びた堤防があります。
2年前までは両方の堤防で釣りが出来ました。
しかし、2年前の秋の台風で新堤防が決壊。
途中から大きく堤防がズレてしまい
未だに復旧作業中。当然、新堤防には釣りに行けない。
となると残るは旧堤防。
ここでも先端から釣りをすれば十二分に楽しめる釣り場。
しかーし、今日に限っては堤防に降りた瞬間に帰りたくなる。
目を疑いたくなる光景が・・・
堤防工事。

それも先端で・・・
当然、堤防先端は出入り不可。
堤防から10メートル下がった場所から釣りを余儀なくされた。
そしてこの日は西風の強風が一日中吹き荒れる。
台風の余波。

なので向い風&限定された釣り場。
この最悪の条件で始まった今回のトシ子釣行。
下船直後から暗雲が漂う。大丈夫か?今回の釣り?
案の定、ほとんどドラマも無く
強い向かい風の中、6.3Mのカゴ竿しか持ってこなかった名人。
竿が振れないとボヤいてほとんど釣りが出来ない。
短めの竿で奮闘したキヨーノもまったく見せ場がないまま
昼間の釣りは終了。

ブダイやサンノジ、イスズミでお茶を濁したキヨーノ

名人は辛うじて完坊を避けるエソを釣って

さらにやる気を削がれた。
工事は夕方に終わり、先端には夕方から釣りが出来ると聞いて
もはやナイツに一途の望みを掛けるしかない展開。
おまけに水温もこの日に限って下がり回遊魚の気配ゼロ。
名人
「しぶい日に当たったもんだよ実際。
これは赤煙突始まって以来の大敗を喫する予感がします。」
キヨーノ
「わかります。これは経験上
相当なミラクルが起きない限り惨敗でしょう
覚悟しましょう。このナイツに!!」
半分以上ヤケのヤンパチ。
サバが回って来てどうしようも無いな~と頭を抱えていた時。
名人がある行動に出る。
名人
「もう、こうなったら破れかぶれや!
このサバをダメもとで流して見るで!」
キヨーノ
「え~夜に泳がせて釣れる?」
名人
「ここはトシコや!
なにが起こるかわからんで~」
と言いながら泳がせた。
でも全く期待していないから
置き竿にしたままカゴ釣りを続ける。
その10分後。
アブが突然泣き出した
「ジー、ジー、ジーーーーー」
名人
「マジか?!」
あまりの突然に思わず転びながら竿の近くまで行ったが
時すでに遅し。。。
あっと言う間にハリスから切られた!
名人
「マジかえ~
8号あっと言う間かえ~
え~なんか喰ってきたで~」
隣で見ていたキヨーノも唖然。
なんだ、確かに一方的に沖に走って行ってサヨナラだった。
これはヤバい。
2人で盛り上がってきた。
サバ釣ろうえ~
サバやっ!
名人がサバを釣ってもう一度流す。
キヨーノはまだ半信半疑。様子見。
すると今度は直ぐに喰ってきた。
でも名人はまた竿から離れた場所に居た。
「ジーーーーーーー」
「キタ~っ!
まじか~」
竿を持って合わせる。
今度は乗った。
でも止まらない、、、
あっと言う間に80Mくらい走られ。
そのままサヨナラ。
名人
「え~、なんだよ。
なんなんだ・・・」
今度はキヨーノもマグレじゃない事を確信しサバを釣り始めた。
キヨーノも流す。
すると堤防のキワで突然ウキが消えた。
そのまま沖に一直線。
キヨーノ
「キタ~
よし乗ったで~
止まった!!!」
沖合100M位の所で魚が止まった。
反転してこちらが巻き上がる。
さぁーやり取りが始まるぜ!と思った瞬間
プツンとラインが切れた。
上げて見ると見事にハリスから切られている。
もう2人は正体を見たくなって来た。
「なんだよ~
サメか?いや~サメだったら首振るで~
それにあそこまで突っ走るか?」
もう興奮して言葉にならない。
名人が8号のハリスをダブルに巻いて強度を高め流した。
そして正体を見る事が出来た。
名人
「キタで~
キタ~っ」
ヤツは沖に向かってひた走る。
PEラインがガンガン出て行く。
そろそろと待ってくれないとラインが無くなる。。。
「止まった!!!
止めたで~
もうこっちの物や!!!」
慎重にやリ取りする。
その模様は詳しくユーチューブで見てください。
とにかく一言もしゃべらない名人
無言で寄せてきた。
ライトをつけるキヨーノ。
白く細長い腹が見えた。
「え~・・・
え~」
名人
「なになに?どしたん?
モノはなんなん?」
「自分で確かめて見て・・・」
名人
「えーーーー
やっぱりお前だったの~
目が光ってる~」

期待に夢を膨らませたが、
夢は夢のまま終わらせた方が良かったのか・・・
なんとあげた魚はサメ。。。
凶悪な顔をしたサメでした。
名人さらにヤケになってサメを持ち上げる

「お前かよ!
お呼びじゃねーんだよ・・・」
今回の最大のクライマックスがサメで終わりました。
朝になり間もなく工事の船が先端に張りつき。
釣りが出来なくなった。


そう、まだ朝の7時なのに
終焉なのです。

先端には入れない。
西風は相変わらず強い。
買ったばかりのクーラーも名人の重みでへこんでる。

全てが残念だった今回のトシ子釣行。
唯一の救いは赤煙突の熱い同士達に出会えたこと。
釣り場で、東海汽船の船内でもお声掛け頂きました。
朝の寝ぼけたおやじ達でしたが皆さんの事は忘れてませんよ~
そして見かけたけどレスラー風体だったから
怖くて声を掛けられなかった同士の方々
デブのロン毛で赤いTシャツを着ていたら
マチガイなくその人は迷人ですから。
勇気を出して声を掛けてみてください。
そう合言葉は「さ・か・な~」と
この一言で全てが解決します。
最後に竹芝で悲しい報告&撮影をして
今回の利島釣行は終了です。
お疲れ様でした。
名人
イサキ×4枚
サバ多数

キヨーノ
イサキ×4枚
メジナ×1枚
ブダイ×1枚
サンノジ・イスズミ・サバ多数
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