キヨが前々回釣ったのは、たしか午後22時を回った頃だった気がした。
時間じゃ無いと思うが、どうも気になる。
その後もヨシミンと私は、ポツリ、ポツリと魚を釣っていく
イサキ、アジ、ムツがおもな魚だ!!!
そこにTEL。
ウキ師からだ!
ウキ師
「どう、釣れてる?」
名人
「イヤー出てはいるけど、続かないねぇ~」
ウキ師
「あぁ~そうか~ ところで注文のウキ、調子どうだった?」
名人
「いいですよ~!もうバッチリ!」
「反応いいし、見やすいし、言う事なしよ!」
ウキ師
「いやー良かった!あのね、名人ね、岡田は夜1時がアブナいらしいよ~!」
名人
「マジですかっ!」
「頑張りますよ!」
ウキ師
「頑張ってね~」
ウキ師の励ましのTELを頂きました。
彼の作るウキは最高ですよ~
お世辞抜きで!
爆テロシリーズと相性バッチリ!
そのうちコラボもいいかもね!
ってな訳で折れそうな私のハートを再び炎の灯火が・・・。
時間も午後22を過ぎ・・・
23時も過ぎ・・・
名人
「ヨシミちゃん、なんかウキ師の言う事にゃ、
約束の時は1時らしいて~、頑張ろうえ~!!!」

ヨシミン
「・・・・」
そこにヨシミンの姿は無かった。
寝ている。。。
約束の時間を信じて投げ続ける俺。
タイタン中には変更出来ないまま・・・
悪戯に時間だけが過ぎていく。
「俺には約束の時は来るんやろうか~?」
「海はオイラに微笑んでくれるんやろうか?」
「キヨは暖かい布団でぬくぬくと寝たんやろうか?」
~そして~時は流れ~
終わった。
母さん。終わったよ!
潮が完全に止まった。
俺の心も止まった。
午前2時半。
私もヨシミンも仲良く眠眠・・・
目が覚めるとヨシミンが居ない!?
なんと竿を振っている!?
慌ててオイラも参戦。
名人
「釣れてるかえ~?」
ヨシミン
「釣れてますよ~」
なにっーーーー!
見るとヨシミンも良形のイサキやら、
アジやら釣ってるじゃないの!?
私も負けじとそれに続く!
名人
「それにしても朝方は食い気が立つな~」
ヨシミン
「そうっすね、やっぱウキが沈むと楽しいね~!」
なに~っ!これはなに~っ!!!
脇見釣法。眠眠釣法。と言う偉業を
数々産んでいったヨシミンらしからぬ言葉ーーー!
「いいんですか~っ!?」
「いいんです!」
2人ともポツポツながらクーラーに魚を入れていく。

私もキヨーノのカルパッチョ分を無事確保!!!
美味そうやで~っ!!!しか~し!!
まだ本命の物が上がってない~!!
そこには微妙なアタリが!!!
「魚!!!」
こっ、この引きはもしや~!?
赤いのか~っ!!!!
朝と言うのは無情なもの。
あぁ無情。。。
あれよ、あれよで日が昇り。
周りはすっかり朝。
大型船で武士親子が近づいてくる。
テンション低い俺達に構わず、あの親子がハイテンションでやってくる!!!
えっ、さっきの微妙なアタリの話はどうしたって???
それはこの後のお楽しみ!!!
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