
気分転換の効果も空しく。
名人が釣るサカナはイサキが多い。。。
武士とキヨーノはいいサイズのグレを釣っている!
焦る名人。
グレる名人
名人のプランでは、
「このままだったらヤバイ・・・」
「何とかグレの50センチクラスを釣って」
「格好を付けないとマズイ・・・」
そう。
ハリスは5号にしてグレ狙いに切り替えた名人。
そして残りのコマセをラスト一時間で全て撒く!
急激にコマセへサカナを寄せる作戦に切り替えた!
キヨーノの隣にいる名人からは湯気が出ている。
名人
「あと一時間が勝負や!」
「なんとかいいサイズの魚を釣る!」
「己を信じるンや~!」
小声で自分に言い聞かせている名人。
隣にいるキヨーノが気味悪がってる。。。
キヨーノ
「名人、なんかブツブツ聞こえるけど?」
「大丈夫?」
「プレッシャーですか?」
名人
「己を信じるんや~」
「キヨーノの言葉に惑わされちゃイカン!」
キヨーノ
「名人、会話のキャッチボールが無いよ!」
名人
「・・・」
自分の世界に入り込んだ名人。
武士
「キヨちゃん、オレはそろそろ勝利のコメント考えてもいいかな?」
キヨーノ
「いいんじゃないですか?」
「もうこの時間からの逆転は厳しいですよ!」
武士
「やっとオレも巻頭を掴めそうだな!」
納竿してあとは名人の動向を見届ける武士。
ビール片手に余裕の見物。
巻頭へ限りなく近づいた武士!
ゆったりとした時間が流れる。
魚が釣れる雰囲気はゼロ・・・
名人
「サーカーナ!!!!」
「オリァー来た、来た!」
「魚!!!」
突然、名人の竿が曲がる。
ハンパ無く曲がる。
グレーダー6.3Mが見たことも無い角度で曲がる!
一気に沖に向かって走る!!!
間違いなく回遊魚のアタリ。
これは間違いない。
名人
「来たで~」
「この瞬間を待ってたんや~」
「見たか~!!!」
「これが名人の粘りや~」キヨーノ
「ホントに掛けたよ!」
武士
「来ちゃったね~」
2人が様子を伺う。
魚を止めに掛かる名人。
沖に向かって走った魚が一瞬止まる。
名人
「おし!止めた!」
「もらった!」
と思った瞬間。
「パツン・・・」ラインブレイク・・・名人
「切れた・・・」
「切れた!!!!」
「マジかよ~」
無念のラインブレイク。
キヨーノ
「惜しかったね~」
名人
「あぁー逆転のチャンスが・・・」
キヨーノ
「ドン!マイケル!」名人
「・・・」
「君とは話したくないな~・・・」
武士
「ハリス何号だったの?」
名人
「5号・・・」
武士
「あれっ、8号じゃないの?」
「あれほどみんなに8号からだよ!って忠告してたよね」
名人
「そうやった。。。」
「グレ狙いだったから、さっき8号→5号へ変えてしまった・・・」
「裏目に出た。。。」
キヨーノ
「走ったね~」
「間違いなく回遊魚だよ!」
名人、痛恨のバラシ・・・
最近バラシが多い名人。
完全に頭に血が上る!
殺気度も上昇!
タイムリミットが迫る中。
ハリスを8号に変えてもう一度狙う。
あの手ごたえが!?感触が?
手元に残っている。
名人
「神様!もう一度チャンスをくれ!!!」
時間も忘れて仕掛けを再投入。
逃した魚は大きかった。
誰もがそう思った。
もうチャンスは無いと思った。
ここからは名人本人からのコメント。
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題名:あの瞬間に何が起こったのか?ここのところまともな魚を、釣り上げてない私ですが、
ついに約束の時が、来たのです!
なにせ朝から清ちゃんにメジナを出され
武士にも出されザキ男と化してたわたくし!…。
散々なじられ…
ゴミの様に言われ続けたわたくし!
特に清様から…!!
oh~神よ!
願わくば清ちゃんの数々の罪を、許したまえ~!
となじり返した所で本編スタート!!
午前11時45分約束の時が訪れた!
帰りの船の時間が迫っていたので、
かごをアンタレス小からアンタレス大にチェンジして
ひたすら約80メートル先の潮目に打ち込む!
45秒を目安に、約40分間ターゲットに集中放火!!
その時…テロは起きた…!?
それまで平穏の海の上に浮かんでいた工藤商店のウキが、
破壊的速度で波間に消えた!!
さ、さかな…魚~!
なにせミチイトは、PE3号激しく合わせると
ラインブレイクの恐れがある!…
もうバラシの屈辱は、嫌や~~!
と思い慎重かつ鋭くあわせる!
あれ?
そんなに大きくないかぁ~。
…3秒間の沈黙…
「ぶしぃ~~!!」
今まで、聴いたこと無い様なラチェット音!!
今度は取るばい!
絶対取るばい!!
と九州人の血をたぎらせる!
さっきは、止めてヤラレタから今度は、
出すばい!!
やり取りを、繰り返す事3分半、
ヤツが止まった!
やったぞ!
後は、いなせば捕れるはずや~~!
騙し騙し堤防に寄せて来る!
すると海面からギラリと光る美しい魚体が横切る!
oh~マンマミ~ヤ!
まんま食べたいんや~!
なんと!
ヤツの正体は「アレやった~!!」
と、バカな事を思っていると、トラブルに気付く。
なんと!魚が走った衝撃で浮き止めが、絡まった!?
ラインを巻こうにも、トップガイドに当たって
「巻けナイツ!」まだヤツとの距離は、竿3本(約18m強)絶体絶命!
清ちゃんhelp!
そこで作戦変更!
ヤツ十分弱らせて、堤防に寄せて、
そのすきにウキを、ズラしていく作戦だ!
ハラハラドキドキしながらこの行程を、繰り返していく!…
その間にもヤツは、したたかに竿を叩いて来る!…
時が間止まった様にゆっくりと流れる…
ヤツは今にも体を反転させ、
心もとない針を外して大海原に去って行きそうだ!
「清ちゃん!たのむで~!」
そして、4度目の行程が終わった。…!
イケる!
逝けるで~!!
と天にも登りそうな心抑えて
「タモ!たのも~!!!…」
すると天からタモさんがやってきて、

優しくヤツを包み込んだ……!?
やったー!ありがとう!!
ミンナノコトアイシテマス、
カゾクノミナサンアリガトウゴザマス!といった訳で、大きなイワシを取りました。----------------------------------
※名人からの本人談、終了!
タイムリミットギリギリ。
あと20分遅れていたら船に乗れなかった。
そんなギリギリの戦いに勝った名人。
まさか!?
一度目のチャンスを棒に振って、
二度目のチャンスが有るとは・・・
名人たる所以。
名人の威厳が発揮された瞬間だった。
サビキのアジを釣ってるんじゃないんだから、
普通、大物を一度魚をバラしたら、
二度目のアタリが無いのが当たり前。
「だから逃した魚は大きかった!」
と釣り人は悔しがる。
その常識を覆して、短時間で二度もチャンスを引き寄せた
この引きに感服。
名人
「どうかえ~」
「あんたら!」
「見たかっ!!!」
異常なテンションの名人
眼が逆さに釣りあがる名人。
アドレナリンが吹き出てる名人。
それもこれも全てキヨーノが挑発した事が原因。
キヨーノ
「ホントに釣っちゃったよ!」
「開眼させちゃったな~」
「本気にさせちゃったな~」

武士
「釣っちゃったね・・・」
「オレの巻頭が・・・」
名人
「あぁーまた逃したね~!」
「わりぃーね!」
武士
「いいの。俺は。」
「いつもあと一歩だから」
そうして何とかギリギリ乗船し帰宅の途へ!
ご満悦の名人

竹芝には明るいうちに到着。
待ちに待った巻頭コメント。
感無量の名人。
その前に「
爆釣テロリスト・アンタレス」に改めて感謝。
赤煙突・釣り工房で絶賛発売中!
と軽く宣伝させて頂き。
軽快な動画コメント撮る。
詳細はこの後アップする動画をお楽しみに!
そして無事、お店に帰り。
やっぱりデカイぞ!って事で記念撮影。

充実感たっぷりの名人。
この後の晩酌は格別だった事でしょう!!!
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