
ナベちゃん
「名人、この後の予定を教えてよ!」
「夜はタチウオやるの?」
名人
「やりますよ~」
「ココまで来たんだから」
「海が目の前だし」
ウキ師
「だったら17時くらいから準備しないとだね」
「昨日も一昨日も結構人が居たからね」
イガちゃん
「昨日なんかオレ数えたら400人は居たら~」
キヨーノ
「400人!?」
「もう目一杯じゃん」
イガちゃん
「そうよ」
「俺らもビックリこいた」
「でもあんまり釣れんかったけどね」
名人
「そうなん?」
「確かウキ師が写メ送ってくれたの何時だっけ?」
ウキ師
「あれは金曜の夜だよ!」
「あの日は13本釣ったかな!」
イガちゃん
「昨日は人は居たけどタチはあんまりだったよね」
ナベちゃん
「人が多すぎだとダメなんだよね」
「魚が迷っちゃうんじゃない」
「だいたい土日は釣れてないよね~」
キヨーノ
「へ~、魚もエサがあり過ぎるとダメなんだね」
名人
「でも今夜は危ナイツじゃないの?」
「俺らが来たからには」
「ナベちゃん釣らせてもらうで~」
ウキ師
「ま~大丈夫。」
「この仕掛けを付ければ釣れるから!」

名人
「へ~これがココの仕掛けなんだ!」
「あらピカピカ光るんだ!」
「すげ~な~!」
「夜が楽しみだよ」
キヨーノ
「そういえば」
「まだオープニングムービー撮ってなかったよね」
「武士には海から登場してもらってオープニング撮ろうよ!」
ヨシミン
「武士~っ!ムービー撮るから!」
「上がってきて~!」

武士
「了解!スタンバイOKよ!」
名人
「今日は大切な報告があるんや!」
キヨーノ
「おっと!大事な報告!?」
名人
「発表します!」
「ナベちゃんに赤煙突の静岡支部長をお願いします!」ナベちゃん
「え~!!!」
「マジ~!」
「支部長って何するの?」
名人
「何もしなくていいの」
「もうナベちゃんが存在してくれればOKなの!」
ナベちゃん
「まいったな~」
ウキ師
「いいじゃない!」
「よっ!支部長!!!」
名人
「はい、そんな段取りでオープニング撮りますよ!」
撮影開始
「はいどーも!」
「赤煙突釣り日記」
「今日は夏祭りという事で静浦へ来ています」
「なぜ静浦か?」
「それはナベちゃんやウキ師に招待されたからです!」
「そして今日は任命式を行います。」
「赤煙突静岡支部長!」
「紹介します!」
「ナベちゃ~ん!!!」

続きはムービーで!
撮影が終わったら、武士の動きがおかしい・・・
なんか足取りがぎこちない!
ヨシミン
「あれ武士?」
「どうしたの?」
「足取りが変だよ」
武士
「そうね」
「簡単じゃないの?」
名人
「何が?」
武士
「あのね、いまムービー撮り直ししたでしょ!」
「海で待機してたときにガンガセ(棘に毒)に刺されたの」
イガちゃん
「え~どこ?」
「足の裏?」
武士
「そう、足裏」
ナベちゃん
「あら~」
「痛いんだよね~」
「酢を塗ったらいいとか言うけど」
イガちゃん
「病院行ったら余計に治りが遅くなるから」
「自然に棘が出てくるのを待つしかないよね~」
武士
「凄い痛いの」
「小指の先まで痺れてきた・・・」
名人
「武士はむちゃしたな~」
「ガンガゼの棘は強力やで~」
武士
「だって撮り直しでしょ」
「あのとき下で待機してたの・・・」
「踏んじゃったの・・・」
キヨーノ
「ちょっと見せてください」
「何本刺さってるの?」

毒棘が7本
北斗七星のように黒い棘が刺さってる。
虚ろな表情の武士。
一気に酒量も減って元気が無くなってきた。
武士
「う~」
「痛い」
「これどうしょう?」
「お酒進まない・・・」
とか言いながらビールを呑み始める武士。
武士
「やっぱ酒が旨いよね」
ヨシミン
「結局呑んでるじゃないですか~」
イガちゃん
「呑めば痺れも取れるよ!」
武士とイガちゃんは何故か意気投合。
初めて会った気がしないといって
謎の抱擁をしていました。

大丈夫かな?
この2人?
名人
「確かになんかこの2人」
「同じニオイがする」
「こりや同類やな」
イガちゃん
「だってさ~」
「類は友を呼ぶって言うじゃん」
「今日の会は運命なんだよ」
ウニゴー
「いや~なんか一緒ってヤダな~」
「オヤジと一緒にしないでほしい・・・」
イガちゃん
「オヤジに優しくないね」
「好きでオヤジになった訳じゃないのよ」
武士
「そうだ!」
「オレは今でも高校生気分だぞ!」

時刻はPM16:00
ようやく太陽の日差しも弱まり
徐々に夕焼けが進む。
ウキ師
「きよちゃん達さ~」
「タチウオの仕掛け持って無いでしょ」
「そこの釣具屋に行ってさ~」
「エサと一緒に買ってくるといいよ」
イガちゃん
「じゃオレが一緒に行ってやるよ!」
「もうこの辺はみんな知り合いだから」
近所の釣具屋でタチウオの仕掛けを調達して準備OK
あとは夜を待って仕掛けを入れるだけ。
この辺りの釣具屋は流石に遠投カゴ釣りのメッカとあって
カゴからウキから種類が豊富。
都内では見たことも無い道具も売ってて羨ましい限りです。
イガちゃん
「ここらわさ~」
「カゴ遠投しかないから」
「みんな競って投げるンよ!」
名人
「ほ~、確かに凄い仕掛けばっかりやな~」
「感心するで~」
エサも買ってバーベキュー会場に戻ったら
既に武士はデスってる

DEATH状態
完全にDEATHってる
キヨーノが乳首を突付いても反応無し!
キヨーノ
「完全にデスってるな~」
名人
「昼間に泳いだりするからよ!」
「流石に疲れるで~」

徐々に体勢が変わっている武士。
名人
「俺らは移動しようえ!」
「武士はこのままここで眠らせとこう」
「ちょうと番人になっていいやろ!」
ウニゴー
「私達はここで休んでるから」
「武士に居ててもらえれば助かるよ」
しーちゃん
「マスター大丈夫なんですか?」
名人
「大丈夫、全く心配いらんよ!」
「この人最近よくデスるから」
ナベちゃん
「このままでいいの?」
「裸だよ!」
キヨーノ
「いいの!いいの!」
「この人は下田で凍死寸前まで行ったから」
「ぜんぜん心配ない!」
「むしろ今は最高の気分だよ」

ゆっくり時間が流れて行きました。
これからは夜釣りへ突入。
ウニゴー撮影の夕焼けをお楽しみください。



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