巻頭はマダイに魅せられ、マダイにこだわり、マダイに取り憑かれた
人生をマダイに捧げる男
ブラQ!?が二度目の巻頭を奪取。
物語は二つの台風から始まります。
ブラQ
「ねぇキヨさん、台風ヤバくない?
中木行けるの?」
キヨーノ
「夜釣りの渡船は厳しいかもな~
ウネリが強いって言ってたから・・・」
ブラQ
「えーそれじゃーさー
別の場所に行こうよ!俺、仕事もそこそこに
いろんな場所調べたんすよー」
キヨーノ
「なになに?どこに行きたいの?」
ブラQ
「秋田の
男鹿半島(おがはんとう)って知ってます?」
キヨーノ
「秋田?そんな所まで行くの?」
ブラQ
「だって太平洋側はウネリがあって全滅でしょ!
いっそ日本海に逃げたほうがいいじゃないですか!?」
キヨーノ
「うっうん、理屈はそうだけど・・・
でも秋田は遠くない?」
ブラQ
「650キロですよ!5時間もあれば着きますよ」
キヨーノ
「いや~名人も秋田はキビしいって言うよ
もう少し近くにしようぜ・・・」
ブラQ
「じゃもう一箇所あるんすよ!
新潟県に!」
キヨーノ
「
新潟!?ガタニイですか?」
ブラQ
「そうなんす!新潟に
粟島っていう島があって
そこがマダイが濃いらしぃんです!」
キヨーノ
「粟島?聞いたことないよ
どうやって行くのよ!」
ブラQ
「高速道路で岩船港って所まで行って
そこから高速船フェリーで粟島まで行って
さらに磯に渡船するんすよ~!!!
どうですか~!?
日本海!
マダイが濃いですよ!!!」
キヨーノ
「おぉー熱いね~
マダイ好きだね~
俺はいいけど名人に相談してみたら!!!」
ブラQ
「了解ーす!名人を落として見せますよ。
そうしたら行きましょう!
武士の説得はキヨさん任せましたよ!」
キヨーノ
「わかったよ!じゃガタニイに行ってみるか!」
という訳でウネリが強くて夜渡船は難しい伊豆は諦めて、
一気に日本海は新潟へウネリ回避の旅&マダイ狙いのおやじ会に変わりました。

参加メンバーは以下の通り
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名人
キヨーノ
四子武士
ブラQ
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武士号に乗り込んで都内を夜中に出発。
行きの運転は暴走ドライバーのブラQが担当。
武士号(旧型デリカ・ファミリーカー)をF1マシンでも操るように
デリカがデスカーに変貌。後部座席の武士が一言。
武士
「この車でこんな走りが出来るの?
ブラQ、俺まだ死にたくないの!
これからまだ人生続けたいからね・・・」
ブラQ
「なに言ってるんすか!
このくらい平気ですよ!
ひっくり返っても反動で起こして、走って見せますよ!」
武士
「・・・・
まだ生きたい
・・・・」
名人
「このトンネル長いな~
いや~長いで~」
武士
「これが有名な関越トンネルだよ」
名人
「マジか~!すげーな~」
そんな高速ドライブであっという間に新潟県へ突入。
今回は初めての日本海とあってみんな興奮気味です。
名人
「いや~この景色すげーな~!あんな山、初めて見るで~!!!」
キヨーノ
「いやいや、初めて来たんだから当たり前でしょ!」
名人
「あっそうやん!
それにしても田園と山しかねーで!
ガタニイ!
どうなんガタニイ!!!」
都内を午前4:00に出発し岩船港には午前8:30に到着。
途中インターで食事をしたりトイレ休憩をしたにも関わらず
4時間半で付いてしまった!
デリカがデスカーに変身した日でした!
ここでちょっと粟島情報
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新潟県村上市粟島
大きな地図で見る新潟県の上越に位置する小島
面積:9.86km 島の形は伊豆新島っぽい。
大きさは新島の半分くらい。
集落は島の東側の「内浦」、西側の「釜谷」の計2ヶ所
人口は438人
主な産業は漁業と観光
釣りに関してのシステム
基本的に宿を取らないと何も始まらない感じです。
渡船は民宿を営みながら磯渡しもしてくれる宿があるのでそこを予約します。
ちなみに今回は「
民宿 源左ェ門・0254-55-2523」さんにお世話になりました。
っというか海水浴のお客が多くて他は全部断られ、
ココしか渡船してくれないと言われた。
唯一僕らの期待に応えてくれた嬉しい宿です。
赤煙突は以後はココしか利用しないでしょう!
料金は渡船代込みで食事二回付き¥10,000
粟島フェリーは大型船¥1,890 高速船¥3,680
ガソリン代と高速料金を入れたら1台の車で4人乗った場合
一人当たり約¥20,000
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