夕マズメより朝マズメ。
これは名人とキヨーノの共通した認識です。
経験上、朝マズメの方が実績が高い気がします。
っといっても赤煙突の朝マズメは午前3:30~6:30まで
一般的な朝マズメより若干早い。
特に3:30からしつこくコマセを入れると
大体5:00頃に地合いが来る。
その地合い約30分でどれだけのサカナを釣るか?
または数を出すか?このあたりをいつも考えてます。
一日に必ず二回くらいは地合いがあるので
その瞬間を逃さない。そのひと潮で
釣っちゃうと釣果が付いてきます。
ってな訳で、この日も眠い体にムチ打って
朝3:30から二人で仕掛けを流します。
すると今日は反応が早い。
4:30頃にキヨーノが3.4連発のイサキ
そこにヨシミンも加わって一瞬だけザキ潮が入った。
名人にもヨシミンにもキヨーノにもザキが釣れる
「はい、来たね~
ミッション完了です!」
「でももう終わりの予感がする」
さっきまで右に流れていたザキ潮が一旦止まり
今度は左に流れるようになった。
その途端にピタッとアタリが止んだ。
「なんだよ、もう終わりなの・・・
もうひと潮来ないの?
まだザキ祭りまでいかないでー」
風向きも背中からの風がいつの間にか
正面からの北東風に変わっている、
それも結構強烈に吹いてくる。。。
「ちょっとこの風じゃもうカゴはキビしいな~
ナライになったら元町に行こうって決めてたから
ここはいっそセレナーデで元町行こうか?」
「おいーもうちょっと粘ってみようえ~」
「いや~元町行こうよ!
俺たちの原点、モトマチック天国へ行こう!」
「そうか~
じゃー行くか!!!」
逐一ツイッターでつぶやくキヨーノ
「波浮港に別れを告げて、
なんと今度は元町港にやってきました~」
このつぶやきが後々、ラッキーな出会いへ発展する。
元町へ移動して、近くのエサ屋で新鮮なオキアミを買う名人。
「イエーイ
俺って馬鹿かな~」
「でも3キロは自重して1.5キロにしたから
まだ大丈夫やろか・・・」
いや俺たち3人バカヤローでしょ!
普通は波浮港が終わったら船の時間まで
ゆっくり休んで食事して帰るで!
その休憩を端折って
「だって俺たち釣りがしたいんや~」
「何しに大島まで来たんですか?」
「そうです。釣りをしに来たんです!」
元町に着くと新たなポイントに心踊り
自然と体が動き出す。
不思議だ!
体力は限界ギリギリだけど
海を見ると活力が沸いてくる。
「だってそこに海があるんやもん」
仕掛けを揃えて珍しくヨシミンも早々と準備して
アタックする!!!
昼間でも魚が居ればここは喰ってくる
と思っていたが・・・
今日の元町は甘くない・・・
投げても投げても付けエサがそのまま返ってくる・・・
一番ヤバイパターン。
小魚でもいいから餌取が居たほうがまだいい。
全く無反応はいけませんね~
元町AM7:00スタート
9:30まで全く反応なし。。。
さすがに痺れを来たした名人が
ベニヤに向かって朝弁を買って来る!
そしてヨシミンと二人でムシャぶりつく!!!
名人
「飯を入れて、俺はもうひと頑張りするでー!
まだ、時間はあるんや~」
ヨシミン
「おいらはどっちでもいいけどね・・・」
その間、朝飯を拒否してひたすら粘ったキヨーノ
飯を入れたら眠くなると思って朝飯を我慢。
でも何も反応なし・・・
海はプールのように穏やかで
全く気配が感じられない
潮は左から右に緩やかに流れてる。
元町ではベストの流れなんだけど。
ヨシミン
「キヨちゃんもご飯食べたら?」
「いやいや、おれは睡魔に負けたくないから
ここでは食べない!!!
とにかく投げるよ~」
そう言ってはみたものの。
腹が減っては・・・
元町では遠投していいポイントに投入する
赤煙突のコンセプト
「陸っぷね!」を実践しないとアタリに有り付けない。
でも元気が無くなってさらに昨日の疲れが出てきたから
なかなか遠投で出来ない。
思うようなポイントに仕掛けが投入出来なくなっていた・・・
あとから考えたらここは朝弁が正解だった気がする。
だってご飯を食べると元気になるんだもん。
名人はこの場所に見切りを付けて
一人先端へ移動し始めた。
名人
「ちょっと先端濡らしてくるわ」
キヨーノ
「え~いまから先端行くの?」
名人
「ここよりはなんかあるだろ」
さすが朝弁喰ってるだけあってパワーがある。
もう残りのパワー残量が5%のキヨーノに移動する元気は残ってなかった。
当然、朝弁入れて元気なはずのヨシミンも移動する気は皆無。
キヨーノとヨシミンで粘る。
っが結果はゼロ・・・
時刻は12:30
そろそろ帰りの準備をしなくては、
片付け始めた二人。
気配を感じて先端から名人が帰ってくる。
キヨーノ
「どうだった?
釣れた?」
名人
「・・・」
キヨーノ
「こっちは全然ダメ
まったくアタリ無し・・・」
名人
「俺は釣ったで~」
なんと小ぶりではあるが、
グレを釣ってるじゃないですか!
名人粘ったな~
「まだ時間があったらもう少し型が上がったんじゃねーかな~
もう船の時間だから上がって来たけど」
やるね~名人
やりきったね~
3人共やりきった。
片付けが終わって車に荷物を積み込んでいた刹那。
一台の自動車が停車して中から女の子が現れる。
女の子
「あの~赤煙突さんですよね!」
ヨシミン
「えっ、あっはい、そうですけど」
女の子
「ツイッター見てたら元町に居るって書いてあったんで
昼休みだからちょっと見に来てみたんです!」
名人&キヨーノ
「あぁーそうですか!
ありがとうございます。
わざわざここまで来て頂いて!」
女の子
「私の彼氏も釣りバカで赤煙突さんのカゴ買って
カゴ釣りしてるんです!!!」
名人
「おぉーそうですか!
ありがとうございます。
お二人でミッション完了できたらいいですね!
これからも応援よろしくお願いします」
記念に一枚
なんだか帰り際にあったかい気持ちになれて
おやじ達はルンルンで元町を後にしました。
レンタカーを返しに行って、岡田港の待合所。
名人
「どうかえ~昼飯食べに行こうえ~」
キヨーノ
「いいよ、おれは腹減ってるから行くけど
お二人共さっき弁当喰ってたじゃん!
行けるの?」
名人
「メダボを舐めてもらっちゃ困るでー
どこまでも付き合うよ俺の胃袋は!」
ヨシミン
「私も望むところです」
そういって岡田港の目の前の定食屋に入り
名人→明日葉てんぷら定食
ヨシミン→てんぷらそば定食
キヨーノ→イカそうめん丼定食
それぞれ舌鼓を打ち
ようやく船に乗り込み
大島を後にしました!
ありがとう伊豆大島!
今回も堪能させてもらったよ!
どこまでも青い海。
そこに海がある限りついつい竿を出しちゃうよ!
ヨシミン
「お疲れっすねー
何時間釣りしたんだろう・・・」
名人
「面白かったな~
体が元気だと釣りは楽しい
また来週もアジ釣り行くんやろー
キヨちゃん、どうなのそのあたり」
キヨーノ
「そうだね、伊豆方面か房総か
アジ釣りに行きましょう!!!」
お疲れ様でした!!!
名人
「いや~楽しかった!
今回は特に楽しかったね~
新しいコーナーも新設出来たし、ムービーも取れたし魚も釣ったし
元町での最後の出会も良かったね~ありがたいね!
これからもみなさんに愛される赤煙突にしていきたいな~」
■名人
メジナ×2
カマス×2
小ムツ×2
イサキ×5
カンパチ×1
スマガツオ×1
マアジ×2
サバ×多数
キヨーノ
「う~ん、今回はスマだったね!
昼間っから強烈に引いたよ。
元町はちょっと残念だったけど
朝から夜からまた朝からとよく釣ったね
もう満足です!!!」
■キヨーノ
スマガツオ×3
イナダ×1
イサキ×5
マアジ×1
子ムツ×1
サバ×多数
ヨシミン
「半年振りの釣りだった、
やっぱ海はいいね!
海はいいよ!
釣りはソコソコで雰囲気が味わえれば
おいらは十分楽しかったです!
でもいつもの事だけど、
この二人と一緒の釣りはキョーレツっす」

■ヨシミン
イサキ×3
カマス×1
サバ×多数
小ムツ×リリース
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