
レンタカーを手に入れて、ようやく移動開始。
まずはべいやで食糧を調達する。
ジョーム
「今日も熱くなるぞー!
水分取れよー!」
名人
「わかっとるでービールはしこたま仕入れるで。
ジョームと久しぶりやから、なんか燃えるでー
Tシャツも似合ってるでー!」
武士
「俺のTシャツは?」
名人
「ゴメン、それは本当にゴメン。
今日はその件に関しては全く言い訳でけんで・・・」
武士
「俺は同志じゃないってことかな?」
名人
「またっ・・・
今日は自由な釣りをしていいでー
何も文句はいわんでー」
弁当と水分を買い込んで、今日の本命ポイントへ移動。
風向き&ジョームの底物狙いを考慮して目指すは
「波浮港」
岡田に着いた時から今日はここしかないと思っていた。
ズバリ正解!この炎天下の中、釣りをしている人は皆無。
さらに行きたかった堤防上段は貸切状態。
荷物を移動させ釣りの準備を始める。
名人
「いや~今日はここやろ!
間違いねーで!」
ジョーム
「おぉーいい場所じゃん。
やる気になってくるよ。」
キヨーノ
「ジョーム珍しいね
もう仕掛け組んでるの?
燃えてるね~
一方のシコちゃんは何してるの?
着替え?」
武士
「みなさん、私はこれをしたかったのよ!
だってTシャツ無いんだから
今日は自由でいいんでしょ!」
そういってバケツで海水を汲んで。
頭から何度も水浴びを始めたシコちゃん。

武士
「夏だね~
これぞ夏よっ!」
炎天下の太陽に包まれた堤防で水浴び。
贅沢と言えば贅沢。
でも今日は釣りに来たんじゃン?
武士
「んっ。
そうだっけ?
この天気じゃ昼間は暑くて釣りにならないよ。
夜、夜、ナイツに勝負でしょ!」
名人
「あらーシコちゃん、
あんた余裕やな~
大丈夫かえ~
釣れる時に釣っとかんとエライ目にあうでー」
武士
「名人!
貴方には分からないでしょうね。
私の日々の苦労が・・・
味覚を失いはや三カ月。
毎晩、毎晩、仕事してると
こうやって弾けたくなるのよ!」
名人
「あら~
シコちゃん、ずいぶん追い込まれてるね~
よくないよ!
この男、ジョームを見習いなさい。
毎日楽しく生きてるよこのオッサンは!」
ジョーム
「当たり前だろバカヤロー!」
武士
「いや、分かるよ!
名人の浮世離れは、ジョームが元祖でしょ。
ジョームさんを見たら弟子もこうなるのは
分かったよ。
でもね、常人にはなかなか浮世は離れられないよ。」

名人
「ジョーム!さっそく大物仕掛け作っとるんかえ~
すげーな!カゴ釣りすればいいのに」
武士
「俺の話は無視かい・・・」
一応、全員が仕掛けを作って釣りを出来る状態になった。
天気は快晴。波は台風の影響からはウネリが大きい。
一段したの堤防では何度もウネリを被ってる。
キヨーノ
「ジョーム、いい感じだね。
釣れそうな雰囲気あるじゃん!」
ジョーム
「おぉーなんかな!
釣れそうだよな!
お前ら早くエサ釣れよ!」

そう、ジョームは一応カニを付けて石鯛釣りしてるけど、
本当の狙いはサバを付けてのモロコ狙い。
地元の人も「モロコですか?」
「ここで釣ったことあるんですか?」
と驚いていたくらい。
釣ったことは無いが、居ないはずも無い。
誰もやらないだったら、せっかく島に来たんだし
狙って見るのも面白い!そんな一発狙いのジョーム。
普段の上物仕掛けは一切持ってきていない。
勝負師に徹する気でいます。
なので気長に待つのスタイル。
一方のカゴ釣りおやじ達。
名人&キヨーノは最近の釣果が芳しくない。
この教訓を生かして「魚は釣れる時に釣る」これが非常に大事と言うことに気が付いた。
自分たちが勝手に予定を立てて朝方がいい、ナイツがいいと予定しても
海は荒れたり、雨が降ったり僕らに合わせてはくれない。
だから釣りが出来る、サカナが釣れる時に勝負をするのが大事。
炎天下でも海の中に魚は要るはず。
丹念に棚をさぐり仕掛けを流す。
シコちゃんは水浴びを終えてまったり過ごしてる。
名人のウキを見ながら自然を感じている。

するとジョームの竿に当たりが!?
ジョーム
「おっ、乗ってるなー
これは魚だろー」
型は小さいがしっかりイシガキダイを釣ったジョーム。
「まー居るってことだなー
もっとデカいのも居るはずだから気長に攻めれば
釣れるんじゃねーか!」

名人
「ジョーム、余裕やな~
本命はモロコかえ~!
俺たちのサバ待ちかえ~
サバ釣らんとだめかえ~」
武士
「渋いよ・・・
今日も海は渋いですよ・・・」

自由な釣りで獲物を狙うシコちゃん。
期待とは裏腹に苦戦中。
このあと魚は釣れるんだろうか!?
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