
ナイツに入り、サバを釣って早くジョームにモロコ釣りをさせたい。
ジョーム
「早く釣れよ!
エサがねーんじゃダメじゃねーか!」
キヨーノ
「ジョーム待っててよ!
夜になればサバが勝手に喰ってくるよ」
名人
「そりぁそうよ!
サバが釣れないわけがない。
サバが釣れないとシコちゃんなんにも釣れなくなっちゃうよ」
武士
「心配してくれてるの?
それともプレッシャー?
いいんよ。今日の俺はメンバーじゃないし・・・」
名人
「それは言わない約束よ。。。
Tシャツは今度絶対持ってくるから
好きに釣っていいよ」
しかしナイツに突入してアタリが無い。
楽観視していたサバが来ない。
名人
「おい、どうなってるんや~
サバが喰ってこないぞ・・・」
キヨーノ
「ほんとだねー
珍しいよ!
夏の夜にサバが喰わない海なんて・・・」
武士
「・・・」
ジョーム
「おい、早く釣れよ!
サバが釣れなきゃダメだろう!」
珍しい。
サバが釣れない。
と言う事は外道が居ないからザキ祭りに期待が掛かる!!!
だけど、ザキもアタリ無し。
キヨーノは早々と諦めて寝ている。
名人もジョームと昔話しにふけってる。
そんな余裕が無い武士だけが竿をだして
当たりを待つ。
武士
「おっ、これはサカナかな?
小さいアタリだな~」
名人
「シコちゃん!サカナ?
来たね~よかったね~
お土産持って帰れるじゃん!」
武士が釣れたのはザキ。
それもかわいい小ザキ。

武士
「これは小さい・・・
いや、このザキをきっかけにガンガン釣ればいいでしょ!」
1人気を吐く武士。
直ぐに仕掛けを投入する。
同じポイントでまた同じアタリ!
武士
「また来たっ!
でも小さい!!!」
名人
「いいんよ!ちいさくたってザキはザキ
ここから型を上げて行けば・・・
それにしても小さいね~」
名人が釣った小魚をジョームが生餌にして夜の一発獲物を狙ってみる。
「ジョーム!なんか一発来たらおもしれーけどな!」
「どうだろうな!何か食ったらいいよな!」
20分経過。
何も反応無し。
ジョームが仕掛けを確かめる。
っとすると底物特有の根掛かり。
ジョーム
「なんだよ、根掛かっちゃったよ・・・」
ダメだこりぁー
ラインカッターで仕掛けを切るジョーム
月明かりの中、ゴソゴソやってるジョーム。
すると
「あらっ、あららっ
竿がっ!竿が落ちてったよ!!!
あーあ、落ちちゃったよ!!!
なんだよ・・・」
ジョーム。
何をどうしたのか?
ラインカッターをしゃくったら
竿掛けに竿をかけ忘れたから
竿が海の中に吸い込まれていった。。。
がまの石鯛竿。
年期が入ってるけど思いでも詰まった貴重な竿
夜の海に消えて行った。。。
名人
「ジョーム!どしたんかえ~?!
竿が落ちたって?
どういう事?」
キヨーノ
「ジョーム!?
撒き餌に石鯛竿入れちゃダメでしょ!」
ジョーム
「バカヤロー!冗談じゃねーんだよ。
落ちてったンだよ。
まいったな~」
名人
「まだラインカッターのラインは握ってるんやろ。
だったらチャンスあるで。
このラインを伝ってひっかければ竿が釣れるかも?しれんよ!
道具作ろうえ~」
ジョーム
「そうだよな!ちょっとまてよ。
冷静に、あっそうか。こんな感じでしかけを作ればいいんだな!
わかった、ギャング針を加工していま作るよ。」
5分後。
名人とジョームが石鯛竿レスキュー隊になる。
そっちはなすなよ!
いいでジョーム。
落としていいで。
「おぉーなんか当たったぞ!
底に付いてるぞ。」
「じゃー引っかけようえー
釣ろうえ~」
「あっ、重くなった。
なんか引っかかったぞ!
おぉー釣れた!釣れたよ!」
「マジかえ~、よかったな~ジョーム!
竿が戻って来たで~!!!」
ナイツに思いがけない大物が釣れた。
自分で落とした石鯛竿をナイツの海から釣り上げた。
奇跡だね。もうダメかと思ったよ。
珍道中に釣りなんかしてる場合じゃなくなった。
もうビール飲むしかないでしょ!
シコちゃん、この後も小さいザキを2匹追加してナイツは終了。
名人も丹念に攻めたがアタリなし。
ジョームはさっきの格闘で体力を使い果たした!!!
最近のおやじ会。
ぜんぜんナイツに進化していない。。。
むしろ下降気味。。。
いやいや、その分ミッドナイトのムービーに全精力をつぎ込んでおります。
今夜も午前2時から始まりましたよ。
動画を撮り終えたのが3時過ぎ。
もう朝が迫っている。
車内で軽く仮眠を取って午前5:00
おやじ達が再始動。
堤防に上がり仕掛けを流し始める。

疲れ切ったシコちゃんはまだ睡眠。
朝からカレーを食う元気なジョーム!
ジョーム
「やっぱ朝はカレーだろ!」
キヨーノ
「そんな訳ねーよ!
朝からカレー食えるのジョームくらいしかいないよ」
ジョーム
「うめーぞ!
朝カレー!」

元気なおやじ。
齢56歳。
俺たちのペースにまったく動揺せず
がっちり付いて来た。スタミナあるね~
タフやね~
びっくりだよ!
俺たちが55歳になったらジョームのようにハードに動けるか?
まだまだ頑張らないと行けない!!!
赤煙突おやじ会
もっと、ハードに!もっとアクティブに!
もっとエキサイティングに!
そうこうしているうちに。
名人
「はい、さかな~!
これはザキでしょ!」
いいザキを釣り上げた名人。
「やっぱ朝のザキは型がいいね~」

キヨーノもザキを釣る。
あとはジョームとシコちゃんだけ。
ジョームも朝になって気合を入れ直した。
もうモロコ狙いは諦めて、完全に石鯛狙いに切り替えた。
竿先に本命っぽいアタリが来る。
じっくり待つ。
まだ待つ。
まだまだ待つ。
完全に針が食い込むまで待つ。
竿が尋常じゃない角度で曲がったまま止まった。
ここで一気に合わせるジョーム。
乗ったー!
乗ったでー!
抜きあげると丁度いいサイズのイシガキダイが釣れた!
名人
「おぉーやっぱりジョームも釣るね~
手ぶらじゃ帰らんねー
いいよー絵になったでー」
ジョーム
「気持ちよく入ったな~!
やっぱいい引きするよな!
おもしれーよ」

見事イシガキダイを釣って満足のジョーム。
名人も朝マズメ時間が終わって終了。
キヨーノも粘ってザキ一本追加して終了。
そこにようやく深い眠りから覚めた武士が戻ってきた。
時刻は7:00
武士
「暑くて寝れないよ!
どう?なんか釣れた?
あらジョームやるじゃない!
いいな~おいしそうなサカナ」
ジョーム
「上げないからね」
名人
「そう、いいんよ!
シコちゃんには甘い言葉は掛けないで
大丈夫だから愛に溺れてるからこの人は十分だから」
武士
「冷たいのね~Tシャツもくれないし
魚もくれないし・・・」
名人
「それとこれとは別やろー!
Tシャツの件は謝るからもう勘弁してくれんかえ~」
武士も意地を見せたい!
仕掛けを新調し底物狙いに切り替える。
っがしかし。。。
気力が無い。
よほど疲れてるのか?
何がそんなに彼を疲れさせているのか?

竿を持ちながらデスってるシコちゃん。
もはや体力の限界、人生の限界が近いのか?
堤防で行き倒れのように横になるシコちゃん。
こんな状態じゃサカナも釣れる訳がない。
時刻は9:00
納竿!
名人
「いや~
なんだかんだ遊んだでー!
夏の海もいいね~」
ジョーム
「最後に釣れたからよかったな!」
キヨーノ
「いや~大島でも良い釣りが出来たよ」
シコちゃん
「あの~岡田の待合所に戻ったら
もう一回海に体を清めてもいいかしら?」
いいで~
海に入って清めたらいいよ!
あんた何か取りつかれてるでー
いつものイカそうめん丼を食べて
悦に入る名人

最後に岡田の待合所で記念撮影。
年齢層が高かった今回のおやじ会。
ジョームが参加して異様な盛り上がりを見せた!
釣果は夏の海にしてはまぁまぁでした。
お疲れ様でした!
8月の「赤煙突・夏祭り」でお会いしましょう!!!

釣果結果
名人

キヨーノ

四子武士
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名人&キヨーノさんの師匠ジョームさんとの師弟対決!
師匠はやっぱり凄いですね。きちんと最後に釣果を残してますね。
今回も元気なおやじ達を見れて私も元気をもらいました。
武士さんはどうしちゃったのですか?島の水を浴びて厄払いできましたか?(笑)
ムービーも楽しみにしています。
お疲れ様でした。
シコちゃんは・・・まだ死相が消えません・・・。
これからも応援よろしくお願いいたします!!