
2012年ラスト巻頭を飾ったのは!
ヨシミン!!!
今回の参加メンバーは
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名人
キヨーノ
ヨシミン
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と前回と同じメンツ。
この3人のフットワーク&絆は固い。
なんだかんだで10年以上も一緒に釣りに行っている。
気心の知れたおやじ達。
無念の切腹はデフレ恐慌の波に飲込まれ
自営なのに休みが取れないという蟻地獄に陥ったシコブシ
半年前の夏の大島を最後に一線から遠ざかっております。
そんなシコちゃんを尻目におやじ達は
いつも通りの大島へ!
乗船当日から相変わらずのバタバタ感。
待ち合せの時間になっても名人は来ない。

キヨーノ
「あの人、いったい何やってるの?
22時の船だからキヨ邸21時に待ち合せしたけど、
さっき家に電話したら今出たって・・・」
ヨシミン
「あら~これはもしかしたら間に合わない可能性も考えられますね。」
キヨーノ
「そうなんだよー
あの人の時間軸は何年経っても変わらないねー」
名人伝説の一つ。
時計が狂っている。
待ち合せ時間に家に迎えに行くと。
お風呂に入っていたり。
明日使うカゴを作ってる途中だから待っててとか。
いまやっと仕事が終わって今から準備なのよ。
だとか。。。
家の近さから行くとシコちゃんが迎えに行く確率が高く
いつもボヤいていた。
シコちゃん
「キヨねーあのー、
名人の所に迎えに行くのはいいんだけど、
時間通りに行くと必ず風呂に入っててさー
まぁーシコちゃん上がって一杯やっててよーって
俺運転だから飲めないって言ってるのに
何度もそんな感じなんだよね~」
そんな感じで名人との待ち合せはいつも冷や冷や。
この日も合流出来たのは出船30分前。
キヨ邸から急いで車を飛ばし竹芝到着が21:50
出船まであと10分。
とりあえず近くのパーキングに車を止めて、
名人はその間にチケットを手配して、
キヨーノはみんなの荷物を整理して、
アナウンス
「え~大島、利島、新島方面の乗船はあと5分で締切となります。
乗船されるお客様は急いでください」
それでも条件反射的に記念撮影をして
なんとか船に乗る事が出来た!
おやじ達3人が最後の乗船客だった。
汗だくで乗り込んだ船。
名人
「なんとか乗れるもんやな~」
キヨーノ
「あんたの遅刻が無ければ余裕だったのよ!」
よしみん
「ま~乗れたんだからヨシとしましょう!」
名人
「いいね~ヨシミン。
君の優しさいいね~
それに引き替えキヨーノはこの寒い日にバイクで来いって
鬼だね~初めからキヨが迎えに来てたら
順調に乗れたはずよ!」
キヨーノ
「おぉ~俺かい・・・」
相変わらず罵りあいの晩酌が続いて
気付けば深い眠りと共に大島へ到着していた。
12月も中旬と言うのに、
この日の大島は暖かかった。
風向きは微弱な北東の風。
殆ど無風に近い。
キヨーノ
「今日は朝からレンタカーを予約してるから
何処へでも行けるでー!さっそく移動しよう!」
岡田港の先端には既に4.5人の先客が居る。
おやじ達は直ぐに車を借りて移動を開始。
名人
「今日はどこへ行くんですか?
巻頭さん?」
前回巻頭だったキヨーノは泉津港を選択した。

キヨーノ
「今日はね、泉津へ行こうと思ってますよ!
それで夜は元町へ移動してタマンと心中って感じよ!」
名人
「ほー泉津ですか!いいね~
この間、支部長がデカイの掛けてたからな!
なんかチャンスあったらいいな~」
そんな訳で泉津港へ到着。
よしみん
「どうですかね~誰もいなければ良いんですが・・・」
風向きは若干の向かい風だけど気にならない程度。
残念ながらここにも既に2人の先客が居た。
だけど泉津は堤防の上段から出来るので
上へ移動し戦闘態勢を整える。
名人
「はいどーも!
今年最後の釣行へやってきました。
ここは大島。やっぱり最後も大島で閉めましょうって感じですか?」
キヨーノ
「いいと思いますよ!
比較的暖かいしなにか大物が出たらいいんじゃないですか~」
それではみなさんと一緒に釣りに行きましょう!!!

戦いのゴングが鳴った!
早速キヨーノが仕掛けを作って針を付けて投げ始めている。
名人
「相変わらず速いね~
そんなに急いてどうするんですか~?
俺はちゃんとタナを測ってからやるけどね~」
キヨーノ
「いいのよ、オイラは上からタナを下げていくタイプだから
2本くらいから徐々に下げて行くのよ!
あとは付けエサの戻り具合で調整よ!」
名人
「まっ人によっていろいろあるからね、
いいんじゃないですか!俺はしっかりタナを測るけどね。」
キヨーノ
「あれっ!ウキが無いぞ!
これはサカナじゃないですか?
一投目からサカナですか?
さ・か・な~っ!!!」
よしみん
「まじですか?」
名人
「えっ、まだ準備中なんだけど
もう動画回すの?あんた早いね~
一投目からサカナですか?」
キヨーノ
「え~、え~、え~
なんか幸先がいいですな~
さかなですよ!
これはお友達の気配がしますよ~」

名人
「あなたと友達になったつもりはないと思うけど、
あっ、ザキですね。小ぶりなザキですよ。
速く抜いてください」
キヨーノ
「う~ん、一投目からサカナは気持ちいいね~
はい、カンボウ回避の
ミッション完了です!!!」
ヨシミン
「いいですね~
もうプレッシャーから解放ですか?
速いな~」
キヨーノが一投目からサカナのアタリをあったので
他の2人も急いで仕掛けを作り、投げ始めた。
珍しくよしみんも今日は投げている。
名人
「なんかヨシミちゃん、変わったよね~
最近釣りするよね~
どしたん?何かあったんかえ~」
キヨーノ
「そうだよね、夏の網代あたりから
真剣に釣りするようになったよね」
ヨシミン
「そうですね。あの時ナマダマンが部長と一緒に
投げ練習してたのを見てて、これはウカウカしてらんねーぞ!って
思ったんですよ。」
名人
「なるほどね~若手の突き上げにこれはマズイぞっと思ったって事ね!
それにしても休憩しなくなったよね。」
そう、昔に比べたらヨシミンは休憩しなくなった。
昔だったら一回投げたら20分は様子見る。
全体で30投したら今日は投げた方だね!って感じだった。
それが最近は昔に比べて釣りをする時間が長い。
何かがはじけたヨシミン。
そう、ヨシミンからよしみさんですよね?と別人になった!

ヨシミン
「はい。これはサカナじゃないかな?
うん、魚ですね~」
名人
「ほんと?よしみさんですよね~?
やっぱり昔と違うで~このタイミングでサカナ釣ってるなんて
以前じゃ考えられんで~」
キヨーノ
「おぉーさっきの俺より型がいいっ!
なんだよ~
よしみさんですよね~?」
9月の網代をきっかけに何かを掴んだらしい。
明らかに釣りのスタイルが変わったヨシミン。
彼にいったい何があったのか?
一方の名人と言えば、
午前中は仕掛けを流すもアタリ無し。
何か一人で大物を狙っているご様子。
カゴ釣り仕掛けだけど装備は大物仕様でワンチャンスを物にしたいらしい。

朝10:00
彼是3時間は釣りをしている。
キヨーノがイサキ一枚。
ヨシミンがイサキにメジナ。
名人はゼロ。
名人
「よしみさんですよね~
あなたさっきメジナ釣ってたねー
なんかいやらしいな~」
ヨシミン
「いや~
なんだろう?
たまたまですよ!
お二人みたいに殺気出てませんから」
キヨーノ
「あら~やっぱり出ちゃってる?
そりぁ二回連続巻頭になれば色気も出てくるよ。
それよりお腹が空いたから買い出し行こうよ」
ヨシミン
「いいっすねー
ベニヤに行きましょう!
名人どうします?」
名人
「当然行くでしょう!
俺のメタボはとまらんでー
キヨちゃん、あんたここで見張りしててよ
俺たち2人で行ってくるから」
そう言い残して、ヨシミンと名人2人はさっさと
車に乗り込み買い出しに行った。
2人の買い出しを待つ間も熱心に釣りをしていたキヨーノ
しかしまったくアタリが無かった。
買い出しに出かけて1時間は経過しただろうか?
一向に帰って来る様子が無い。
キヨーノ
「あの人たちどこまでいったんだ?」
正午近くになりようやく帰って来た2人。
名人
「いや~いいドライブだったで~
なぜか島の反対側の道路からベニヤへ行ったから
一周道路で島を回って来たよ・・・」
ヨシミン
「道を間違えて逆方向へ行っちゃったんですよー
気付いた時には既に遅し・・・
もう筆島が見えてました」
キヨーノ
「余裕あるね~
ゆっくり島一周するゆとりが俺にも欲しいな~」
名人
「そんな訳ないやろ、おれは直ぐにでも釣りしたかったで・・・
ところで待ってる間の釣果はどうかえ?」
キヨーノ
「それが全然だめ」
昼ご飯を食べて仕切り直しの午後。
ヨシミンが止まらない。
時刻は午後14時

ヨシミン
「さかな~
サカナでーす!」
名人
「う~ん、今日のよしみちゃんは一味違うなー」
釣り上げた魚はイサキ。
ヨシミン
「なんかウキが無くなるんですよ~」
キヨーノ
「え~いいな~
俺も直ぐ近くを流してるのに・・・
今日はよしみさんの日ですか?」
ヨシミン
「はい、さかな~
またまたサカナですよー!
あれっ今度はちょっといいかも?」

名人
「なに~?良い魚?」
キヨーノ
「ちょっとカメラ回しますよー
よしみさんですよね~?
別人じゃないですよね~
あら~これは抜けないじゃん!
手繰りのプロにお願いしなきゃ!」
浮いてきた魚はグレ
まぁまぁなサイズ。
でも抜けないから名人が慎重に手繰る。
名人
「いいね~いいサイズやで
手繰るで~捲いて撒いて
はい、サカナ~」

見事な尾長グレを釣り上げた!
ヨシミン
「これっていま俺巻頭候補ですか?」
名人
「そういう事になるね~」
ヨシミン
「じゃ遠慮なく!
ミッション完了です!!!」
たしかにいいサイズのグレ。
名人も大物狙いに当たりが無いから
仕掛けを変更。
名人
「このままじゃダメやっ!
ちょっとサカナ釣らないと
俺もプレッシャーになるで・・・」
名人も細仕掛けに変えた途端にハイサカナ~!!!
「いいね~
この感覚、やっぱ釣りは最高なや~
型は小さいですよ!
でもいいじゃないですか?
グレですよ!」
ようやくカンボウを脱した名人。
渾身の
ミッション完了です!!!

時刻は16:30
もう辺りは暗くなってきている。
このまま夜釣りへ突入する。
名人
「あの~巻頭さん?
夜釣りもここでやるんですか?」
キヨーノ
「う~ん、夕マヅメから19時くらいまで泉津でやりたいねー
その後は岡田か元町か?移動しますよ
だからもう少しじっくり釣って貰っていいよ!」
ヨシミン
「え~元町行くんですか?
厳しいな~
あそこは距離感が必要だからな~
今の内にいいサカナ釣っておかないとな~」
名人
「あれ~よしみさんですよね~?
なんか巻頭を意識した発言ですよね~?」
朝からずっと泉津に入って釣りをしていたおやじ達
気付けばもう夕方。このままナイツに突入する!!!

良い流のヨシミンにある重大時間がこの後発生する。。。
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